故佐々木健人氏は『命の食の力』の連載をはじめ、クリーンエネルギーフォーラム役員、有機農業指導者、常温核変換実験会代表、微生物学・植物学研究者、玄米自然食指導家、霊的探求家として多彩な分野に精通していました。
長年に亘り独自の研究を押し進め、活性水HPCウォーターや農業用活性剤オルガランドの発明へと発展を遂げたのです。
佐々木氏の偉業は農業分野においてもその普及効果は著しく、氏の率いる“有気農業研究会”の実践農法は、健人農法、オルガ農法、有氣農法、原子転換農法などの名称で親しまれており、実践する農業関連団体もここ十数年急激に増加しています。
最近では『現代農業』などの農業専門誌で特集を組まれるなど、科学する農業実践者からもその高い機能性が注目されており、収穫量・品質・安全性の向上を目的に役立てられています。
佐々木氏亡き後、現在の“有気農業研究会”は日本有機農業研究会(JOAA)理事長:佐藤喜作氏や、秋田県元農業改良普及員:猪股義補氏が中心となり、農業界への波及に尽力されています。
・京都市平野町で生まれる。
・阪神飛行学校入学。
・戦争中はプロペラ研究所でプロペラの研究をする。
≪シンポ工業時代≫
・シンポ工業入社。(現在の日本電産シンポ株式会社)
・リングコーン(無段変速機)の開発。東京営業所所長として赴任。
・漢方医渡辺操さんに出会う。
・シンポ工業の主力商品である無段変速機は将来伸び悩むと考えろくろを開発。
≪農業との出会い≫
・シンポ工業時代、農業分野のリサーチを始める。
≪退職後≫
・様々な分野(医学・化学・物理・工学・農業・民間療法・食養)の研究者と交流を重ねる。
・退職後モーリス社で農業用ミスト散布機を開発。
・その頃から植物活性剤の研究に着手。現在のオルガランドにつながる。
・早くから農業問題、環境汚染、薬害、化学物質汚染の危険性に警鐘を鳴らしてきた氏は、あきる野市を拠点に農業指導、自然回帰の啓蒙に全国を行脚。晩年は海外の低温核融合学会に参加し研究発表するなど、常温核変換の研究にも心血を注ぐ。ニューサイエンスの到来をいち早く予見していた。
※詳細につきましてはマイクロウェイ社代表:森本までお問い合わせください。
創始者である佐々木健人氏亡き後、JOAA 日本有機農業研究会理事長:佐藤喜作氏が現在の有氣農業研究会代表を務めています。
農法の要であるオルガランド(花の精)は農業指導員として活躍されてきた秋田県有氣農業研究会の猪俣義補(いのまたよしすけ)氏が製造管理を担当しています。
佐藤喜作氏は長年にわたり日本固有の種子を守り、真の有機農業を普及させるために活躍されてきた農業界の改革者です。
佐々木健人氏の高弟でもあり、その活躍は農業だけに留まらず、自然食家、獣医師としての顔などもお持ちの高名な方です。
喜作先生の「きさくな話」など、全国で多くの講演活動を実施してこられ、農業界の実情など氏の経験と深い洞察力に裏付けされた内容には定評があります。
*手づくりの幸せ―むらを変える自給運動 (1982/1)/ *農協が築く自給自立運動―秋田県・仁賀保町農協の実践 (1982年) / *村と農を考える―仁賀保町農協五〇万円自給運動の記録 (1982年) / *私の農協組合長日記―どっこい村と農は生きている (1985年)/ *百姓にとって農協とは何か (協同組合叢書) (1986/4)/ *農業を守る意味―北の国から私の実践 (1989/7)/ *農協が築く自給自立運動―秋田県・仁賀保町農協の実践 (1991/3)/ *自給自立の食と農 (2000/7)/ *食卓の幸せ―喜作のキサクな話 (2009/2)/ *異国を行く -百姓の目で見る/ *デンマークに学ぶ -若人に伝えたい
昭和2年7月3日生まれ。デンマークで有畜農業をまなぶ。昭和48年郷里の秋田県仁賀保町農協組合長。「手づくりのゆたかな暮らし」をめざす地域ぐるみの自給運動をすすめる。宇都宮農林専門学校(現宇都宮大)卒。
・JOAA 日本有機農業研究会理事長
・一般社団法人 農協協会代表理事会長
・日本中国友好協会会長理事
・21世紀村づくり 顧問