「カスティージョ・デ・カネナオリーブオイル」商品紹介

スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ♪

「オリ-ブの樹、土、動植物、全ての体調を敏感にとらえて、エネルギー溢れる農園を創っています。」・・・生産管理責任者「フランシスコ・ヴァーニョ」

「常に革新し続ける生産者でいたい」・・・マーケティングマネージャー「ロサ・ヴァーニョ」

スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ
スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ
スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ
スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ
スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ
スペイン産最高品質のオリーブオイルcanenaカネナ

世界最高品質の証
優れた酸度・過酸化物価

最高品質の証「酸度・過酸化物価」

ややマイルドなオリーブオイル
プレミアムブレンド

canenaカネナロイヤル パニョー家

プレミアムブレンド

*プレミアムブレンド227g⇒¥3,132(税込)

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お客様の声から誕生した商品です。

前菜からデザートまで、和・洋・中と、どんなお料理にもあわせることが出来る万能な商品。

味わい

アルベキーナ種、ピクアル種、ロイヤル種、のそれぞれ早摘みと完熟をバランスよくブレンドすることで、各品種の良さがひきたった絶妙な味わいです。

マイクロウェイ 代表

オリーブオイルの辛味や苦みが少し苦手な方のために開発された商品です。口に入れると早摘み特有の辛味・苦みは程よく感じますが、全体的にややマイルドでフルーティーな出来栄えです。良い意味でのカネナ固有の美味しさはしっかり楽しめます。※オリーブオイルの辛味は軽めですが、ロイヤルほどマイルドではありません。

ブレンドすることでそれぞれの個性が損なわれるのではと想像していましたが、カネナの絶妙な配合ブレンドのお陰で、従来品とはまた違った風味を味わえる逸品です。

家族のためだけの特別なファミリーレゼルブ

canenaカネナファミリーレゼルブ パニョー家

ファミリーレゼルブ

*ピクアル種227g⇒¥2,376(税込)
*ピクアル種454g⇒¥4,212(税込)

*アルベキーナ種⇒227g¥2,376(税込)
*アルベキーナ種454g⇒¥4,212(税込)

お試し100g⇒¥993(税込)

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私達は代々にわたり、オリーブの実を収穫する際に、特に実の状態が良いものを、さらに選りすぐり、私達だけの特別なオリーブオイルとして搾っていました。 "Family Reserve" 限られた量しか生産しない、まさに家族のためだけに作られてきたオリーブオイルです。

私達カスティージョ・デ・カネナ社は、とても貴重で特別なピクアル種とアルベキーナ種のエキストラバージンオリーブオイルを、その素晴らしい商品の価値を高く評価して頂いている皆様にご提供しています。

至高を目指す10日間だけの収穫

通常オリーブの収穫は、11月から始まり、だんだんと実が熟していくにつれて、2月末頃まで続きますが、カネナ社のオリーブオイルに使用するオリーブは、さらに限定した時期の実を使用します。最近よく耳にする“早摘みオリーブ”は一般的には、収穫シーズン初めの1か月に限り収穫をした実を使用している生産者が多いのですが、カネナ社はさらに時期を限定しています。

シーズンが始まってから10日間のみに収穫を限定することで、その若々しい実から搾るオリーブオイルには、それぞれの品種の個性が最大限に活かされた青々しくピリッとスパイシーで、強く引き立った香りと味わいのオリーブオイルが出来上がります。

Family Reserveファミリーレゼルブ商品は、収穫2日目から10日目 に収穫したオリーブから搾られた油を、随時、ミル(タンク)に注ぎこんでいます。収穫2日目から収穫10日目に搾ったオイルが一緒になっているので、赤いボトルのオイルよりも、少しだけフルーティーな味です。

オリーブの実はとても熟すのが早く、日々1日1日油分を含んでいきます。若々しくスパイシーな味から少しずつまろやかでフルーティーな味に変わっていくのです。ですから、品種ごとの個性を活かした味を引き出す為に、カネナは10日間しか収穫をしないのです。もちろん熟す前の実なので、実に含まれる油分も少ない為、多量のオリーブの実が必要となります。

アルベキーナ(銀ラベル)収穫時期…10月20日頃

国際的にも高い評価を受けているアルベキーナ種の主要産地はカタルーニャ地方が知られていますが、同等もしくはさらに良い品種のアルベキーナ種がバレアレス諸島やスペイン南西部に位置するエクストレマドューラ州、そしてアンダルシア州で栽培されています。実は小ぶりで円形をしていて中型。枝葉があまり広がらない樹には深緑色の葉が茂ります。

ファミリーレゼルブーアルベキーナの特徴
さらりとフルーティー

『驚くほど上品で丸みがあり、強さがはっきりと感じられる中にも複雑さが際立っている。そしてフルーティで香り高い味わいは格別です。レモンの皮、香水樹(ハーブ)のレモンバーベナ、トマトの葉などのあふれるばかりの豊かな野菜のような風味を有していて、最初に柔らかで口当たりが良い香りが広がり、後には良質の苦味とピリッとした辛味がはじけだします。』
(MarcoOregga氏 2006年エキストラバージンオイルのガイド本にて)

ピクアル(金ラベル)収穫時期…11月10日頃

世界全体で最も栽培されている代表的品種です。スペインのオリーブの樹の50%を占め、アンダルシア地方のここハエン県が主産地です。先端が細長くとがった大きな実が生ります。この種の樹は、深い銀色がかった色をしていて、葉は長く先端が広がっています。

ファミリーレゼルブーピクアルの特徴
ピリッとスパイシー

『カスティージョ・デ・カネナ社のピクアルファミリーレゼルブは、すっきしとした深い黄金色、そして暖かい緑の色調をしている。複数の珍しい独特の香りがして、アーティチョーク、ユーカリ、レタス、ミント、バジル、ローズマリーを思わせる気品のある香りを有しています。風味豊かで、熟したバナナと刈りたてのフレッシュで爽快な草木の風味が調和し、後からは甘いアーモンドのような味わいが残るのが特徴です。』
(MarcoOregga氏 2006年エキストラバージンオイルのガイド本にて)

ファーストディオブハーベスト

canenaカネナファーストディオブハーベストパニョー家

ファーストディオブハーベスト

*ピクアル種227g⇒¥2,970(税込)

*アルベキーナ種227g⇒¥2,970(税込)

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カネナは First Day of Harvestを発表しました。これは収穫シーズン初日のオリーブのみ使用して搾った特別なオリーブオイルであり、アンダルシア、まさにスペインのオリーブオイルのエリートとも呼ばれている精鋭された土地にある、崇敬なるヴァーニョ族からのリリースです。カネナ社は1780年から伝統を守りつづけて生産しています。

シーズン初日のオリーブのみ使用して搾ります。

カネナのFirst Day of Harvestは、オリーブの収穫シーズンがはじまり、一番最初に搾ったものです。Early harvestエキストラバージンオリーブオイルはとても稀少であり、強く引き立った香りと味をもちあわせています。今シーズン最初に採られたオリーブが搾られオイルとなり、その一番最初の瞬間を味わえるとても独特な機会です。

ヴァーニョ家はこのとても特別な純度の高いオリーブを使って搾るfirst day of havestのオリーブオイルを毎年リリースしていますが、過去発表したそれぞれのボトルにはユニークにデザインされたラベルが貼られています。毎年スペインの創造的な方々がそれぞれにデザインした記念ともなるラベルです。

ピクアル100%(11月収穫)

「エメラルドのごとく力強い色彩と芳香を放つアンダルシアの宝石」
アンダルシアの大地にはぐくまれた豊穣な香りと官能的な魅力を放つオリーブオイルの至宝。まるみを帯びた心地よい口当たりと、鋭く爽やかな辛味とやさしく繊細な風味が織りなす深淵なる魅力。アンダルシアの灼熱の大地に深々と根をおるすオリーブの樹々の息づかいを神話のように語り聞くかのようである。

このオイルは黄金がかった緑色をしています。アーティチョーク、ミント、バジル、そしてローズマリーがあわさった香りがします。そのはっきりした味は、ハーブを主体にしながらシトラスフルーツやグリーントマトの香りも持ち合わせていて、最後にピリッとした後味が残るのが特徴です。

アルベキーナ(10月収穫)

「月の光に輝く繊細な芳香の音色」
月の淡い光にかすかに浮かぶ様々な草木や花々の繊細な香りを紡いだ−編の詩のように、まるで夢を見ているかのような美しく繊細なオリーブオイルの輝き。シルクのように滑らかで、レースのように複雑で繊細な香りと風味が織なす魅力は誰をも詩人にしてしまうだろう。

この100%アルベキーナ種で作ったエキストラヴァージンオリーブオイルは、品種特有のフルーティーな風味を持ち合わせながらも、様々なものが複合した繊細な香りと味がします。最初に青りんごやレモンの皮、ハーブの香りがして、その次に完熟したバナナやほろ苦いアーモンドの香りがします。スパイスなどの香辛料の香りが最後にただよってきます。

青々とした生命感あふれる初摘みのオリーブオイルFirst Day of Harvestは、万物の神々が宿るかのような猛々しさと繊細さをあわせもっている。まさに祝福のオリーブオイルとして感動を起こさずにいられない。最高水準の知識、技術、設備、そしてオリーブを熟知したカネナ社の愛情があればこそ、オリーブ本来が持つ純粋な香りと風味が、搾り出されたオリーブオイルの滴にその姿を現す。オリーブオイル作りにおいて世界でも稀有な情熱を傾けるカネナ社の結晶といえる。

2016年オリーブジャパンで最優秀の栄冠を勝ち取った赤瓶はあまり多くは製造できないため、海外コンテストに積極的には出さないそうです。もし積極的に出品したなら世界の主要なコンテストの最優秀グランプリを独占することは間違いないと言われています。マイクロウェイ

星座と月・太陽の位置でかわる自然エネルギーが一杯♪
有機オーガニックビオディナミ

canenaカネナビオディナミ パニョー家

ビオディナミ

*ピクアル種227g⇒¥3,132 (税込)

*アルベキーナ種227g⇒¥3,132 (税込)

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2011年に来日した時にロサ・ヴァーニョはこう言っていた。「世界中にある多くのブランドの中でも、ずば抜けてハイクォリティーなエキストラバージンオイルをつくる生産者 (ブランド) として世界に知られたい。 そして我々が追及するハイクォリティーとは味だけではなく、イノベーショ ン、つまり革新です。」 と。

それからわずか3年、カネナ社はでは彼らしか持っていないオリープの品種「ロイヤル種」 によって、 2012年に続き2014年にも、 イタリアのオリーブオイル格付け誌「フロス・オレイ」において、最高得点を獲得して世界最高品質の世界評価を得た。

また、新鮮なオイルにダメージのない 冷たい燻煙を使う 「冷燻のオリーブオイル」 もつくり上げた。そしてついにビオディナミ農法(生力学農法) によってつくられる「ビオディナミ・エキ ストラ・バージン・オリーブオイル・ピクアル」を完成した。

ビオディナミ農法とは?

*biodynamique(仏)-ピオディナミ *biodynamic(英)- バイオダイナミック
バイオダイナミック農法とも呼ばれるビオディナミ農法は、1924 年ルドルフ・シュタイナー博士によって始められました。博士は有機農業のような地球次元だけでなく、「宇宙のカ」を作物の栽培に活かしていくという考えを提唱しました。

科学的に研究されたデータをもとに、天体の動きや宇宙との関係に基づいた「農業暦(通称ピオディナミカレンダー)」にしたがって種まきや収穫などを行います。ビオディナミ農法はオーガニック農業のーつですが、農場全体をーつの有機体とみなし、土壌、植物、動物の相互関係の調和を重視します。


シュタイナー博士の農業理念に基づいて設立されたドイツ最古のビオディナミ認証機関であるデメター(Demeter)の規定に従って栽培し、厳格な検査により商標認証が行われます。


ピオディナミ農法では、外部からは一切肥料を取り込みません。これは農園内ですべての栄養が循環するのが理想という考えに基づきます。堆肥の原料ペースとなる牛糞は、自分たちで飼育している牛からつくらなければなりません。牛を健康な状態に保つためには栄養豊富な飼料が必要となりますが、この飼料も自然素材を利用した自家製飼料を与えることが基本となります。

ビオディナミ農法の独特なひとつが、健康な牛や羊からつくられたコンポスト(堆肥)と薬草をまぜてつくる自家製調合剤(プレパラシオン)を使うことですが、この100%植物由来のプレパラシオンの特有性は、牛糞は根の強化、カモミールの花(牛の腸にいれ発酵させたもの)は土壌窒素の調整、スギナは病害を防ぐ、などで、動物の臓器(小腸や腸)でそれぞれの薬草が発酵することで土に吸収されやすくなり土壊が活性化されフカフカの土になります。

もうひとつの重要な点は、農作業をビオディナミカレンダーとよばれる農業暦に従って行うことですが、これは月やその他の天体の動きが植物に与える作業を重視した栽培方法です。重力などの力学的な作用ではなく、黄道十二宮 (12星座)や惑星の位置と関連しています。たとえば、「根の日』には土を耕します。

これは北半球では、太陽が牡牛座か乙女座に位置しているときに、土中の窒素分がも高いことが確認されているという、科学的研究データに基づいています。大気中の窒素を土中にいれることで、水分の吸収を促す作用があります。湿気の多い日には朝に耕し、乾燥している日には夕方に耕します。

このように、月や惑星の位置で花 葉・実・根、それぞれに作用する自然エネルギーを研究した農法はビオディナミ法特有の方法で、その処方の成果はとてもゆっくりと現れてくるため、強い意志をもって継続することが要されますが、その効果を革新するに至った生産者が増え、各国のオーカ"ニック団体がデメターの活動に注目しています。

過去最高のバイオポリフェノ一ル量!

スペイン最大のオリ一ブ生産地、アンダルシア州にある研究所で分析したところ、過去の数百以上ものオリ一ブオイルの検体中、カステイ一ジヨ・デ・カネナネ土のビオディナミ・ピクアル種のバイオポリフェノール(ヒドロキシチロソ一ルとチロソ一ル)は最高値でした。

バイオフェノ一ルは抗酸化物質で、収穫後半年以上経過しても緑色を保つ要因「クロロフィル成分」もその一つです。まさに体を酸化から守るアンチェイジング食品です。

ビオディナミの味わい

「ビオディナミ農法」で育てられたオリーブの実を搾るビオディナミオリーブオイル には、こくがあり土のちからを感じます。早摘みオリーブオイルの風味は、青いバナナの香りと表現されることがありますが、このオイルは生き物の潜在能力がつくった大地や土の味がします。新たなオリーブオイルの魅力です。

マイクロウェイ 代表

まず開封して驚くのは圧倒的な深緑のオイルの色合いです。クロロフィル(葉緑素)をはじめとする多様な抗酸化栄養素が織りなすあまりの美しさに驚かれることでしょう。

少量を口に含んでみると、芳醇な香りとともに、新鮮な辛味が心地良い刺激を喉に響かせます。飲み込んで次に驚くのは、胃袋が喜ぶような不思議な感覚です。

本物だけに備わるという、生命力に満たされる瞬間です。まさに至高のオリーブオイル体験です。

自然食派の方にも200%ご満足いただけるオリーブオイルの登場です。

新登場のアルベキーナについて
圧倒的なポリフェノール値が示すように、ピクアルの数倍の苦みと心地良い辛味のハーモニーをお楽しみ頂けるアルベキーナファンにはたまらない贅沢な逸品です。今回、新たにスタートしたメディナセリより、さらに尖ったアルベキーナの味わいが特長です。ぜひお試しあれ。

1ボトルにつき1ユーロを寄付

ケニアとエチオピア両国に位置するユネスコ世界遺産の湖、トゥルカナ湖を守るEarth to earthプロジェクトに賛同し、環境にやさしい持続可能な 自然保護活動に寄付しています。 (ビオディナミ1ボトルにつき1ユ一ロ。)

3000年以上生きる長寿の樹
ロイヤル

canenaカネナロイヤル パニョー家

ロイヤル

*ロイヤル種454g⇒¥5,508(税込)

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カネナ社のロイヤルは2012年に続き2014年にも、イタリアのオリーブオイル格付け誌「フロス・オレイ」において、最高得点を獲得して世界最高品質の世界評価を得ました。*FLOS OLEI は最も信頼のあるオリーブオイル品評誌です。

21 ST CENTURY OILS FIRST EARY ROYAL 早摘みロイヤル

新商品として、世界でも大変稀少なオリーブの品種、ロイヤル種からオリーブ油を搾りました。絶滅の危機にあった品種。まさに革新的なオリーブオイルです。

このロイヤル種は、約3,000年以上前から生息しているオリーブオイルの樹ですが、オイルとして一度も搾られたことはありませんでした。収穫が難しい上に実の量が少ないため、多くの生産者が栽培をやめ19世紀後半に絶滅の危機にありました。

私たちは山岳の孤立した地域に生息していた樹をオリーブ園に植え育て、ようやくオイルとして搾ることができました。3,000年以上の歴史を持つオリーブの実が初めて絞られた瞬間です。

限られた量しか生産されていない希少な品種ロイヤル種から搾られたプレミアムオリーブオイルをお楽しみください。

瓶には21世紀に初めて搾られたことから【XXI Century oil(21世紀オイル)】と印字されています。

味わい

青バナナやアーティチョークの香り。素材にあわせて十二単のように変化する魅力的な品種。非常にまろやかで、古木ならではの深い味わいとコクがあります。素材の旨みを引き出し、お料理に深みをプラスします。

マイクロウェイ 代表

オリーブオイルに慣れていない方でも美味しく召し上がれる優しい風味が特長です。数年前にオリーブオイル特集のテレビ番組で、オリーブオイルが苦手なマツコデラックスが絶賛したように、オリーブオイル特有の辛味が苦手な方にでもお楽しみ頂けると思います。

Cold Smoked Olive Oil
冷燻オリーブオイル

canenaカネナ冷燻オリーブオイル パニョー家 パニョー家

冷燻オリーブオイル

*アルベキーナ種227g⇒¥3,348 (税込)

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カネナ新種の逸品冷燻オイル

収穫後4時間以内に搾った早摘みのアルベキーナ種に長時間かけて燻製香を加えた新種の逸品。オーガニックのオーク材を使い独自の新技術で香りづけしたオイルをご紹介したい。合わせる素材の個性を引き立てる新しいエキストラバージンオリーブオイルだ。

燻製という調理法には長い歴史がある 今では様々な燻製セットが売られているほど身近なものとなった「燻製調理法」。日本では石器時代から長期保存用に食材を「燻す」ことが自然に生活の中にとりいれられていた。最も代表的なものが「鰹節」である。

ヨーロッパでも2000年ほど前の古代ローマ帝国時代から長い冬を過ごすための保存食として塩漬け同様に燻製作りが行われていた。

殺菌も燻製の効果

木材を熱した時に出る煙を食材にあてて「燻す」「燻煙法」。この燻煙には殺菌・防腐成分が含まれており、これが食材に浸透すると同時に長時間の燻煙によって食品の水分量が低下することで保存性が高まる。

そして次第に人々は質の良い木材を使いはじめ燻製の香りを楽しむようになったのだ。ヨーロッパでは「オーク」、日本では「桜」が好まれる。

酸度0・2%! 品質を劣らせずにスモークオイルをつくる

カネナ社のオリーブオイルはどの品種も酸度0.1%と非常に低い。特に早摘みの若い実はすぐに劣化するため、収穫後はわずか3時間以内に搾っている。これにより油っこくないサラサラしたオイルに仕上がるのだが、燻製オイルを作るにあたり一番のカギが「いかに品質を変えずに香りをつけるか」であった。

燻製法には、熱燻・温燻・冷燻・液燻・電極燻製などがあるがカネナ社では冷燻法を応用し15〜 20℃の燻煙を約10時間かけてオイルに香りづけしていく。こうして品質を変えずにつくられた冷燻オイルはアルベキーナ種の甘味と燻香が交わった逸品に仕上がっている。

オーガニックオークの香りを楽しむ

澄ましバターのようなすっきりと鮮明な味わいの奥にいくつもの複雑な香りがひろがる冷燻オリーブオイル。この香りは良質なオーク材(ブナ科の楢)ならではのものである。加熱せずに仕上げオイルとして香りを楽しみたい。

少量を素材にピンポイントで使う

カルパッチョであれば魚介類にあえておくなど少量をピンポイントでお使いいただきたい。最初にほんのりとオリーブの香りがして、その後ほのかにスモークの落ち着いた香りが漂う。火を入れたくない刺身や生牡蠣なども燻製オイルを数滴垂らすことで立派なスモーク風味に仕上がる。(ホウボウ、アマダイ、カンパチ、ブリ、昆布締めした鯛やヒラメなどがおすすめ)

シンプルにバゲットやウォッシュ系のチーズ、塩茹でしたジャガイモにかけるのも美味しい。美味しさのカテゴリーに最上階があるならば、さらにその上の階に足を踏み入れた感じの、まさに唸る美味しさである。