天外天塩は中国農水省直属緑色食品センターの厳格な検査をクリアして、グリーンマークの認定を受けた最高品質の自然塩です。
「雪山水蒙古塩」とは、天外天塩(天日塩を精製してにがり分を0.02%まで落とした塩)と、未精製の天日湖塩(マグネシウム0.1%の塩)をブレンドしたまほろばオリジナルの塩です。岩塩の良さ、精製塩の使いやすさ、自然塩の美味しさを全て兼ね備えたバランスと使い勝手の良さが自慢です。
天外天塩は北京より北西2,000km、内モンゴル自治区吉蘭泰(ジランタイ)の湖塩から生まれたおいしい塩です。この地は古い文献に「河流伏脈として陰潜の功がある」とかかれた場所で、ヒマラヤ山系の伏流水が大平原の岩塩の地層に湧きだし、汚染とは全く無縁の塩の湖を悠久の時間をかけて生成しています。
その地で地元の人がいのちの塩と呼んで代々大切にしてきた塩が天外天塩です。塩辛いだけでなく、ほのかな甘みがあります。和洋中を問わずさまざまな料理や漬け物や加工食品など、幅広い用途に素材の味を引き立て、まろやかで奥の深い旨味を作り出します。
岩塩を溶解させて結晶したものを真空蒸発により精製したもの。一粒一粒のメッシュが極めて細かく、pHが9.5もありすばらしい浸透性です。しかも乾燥しているので使いやすさは抜群です。
塩水にして高い透明度が要求される場合や、少しの爽雑物(きょうざつぶつ)でも嫌う場合にお勧めします。製パン、製麺、ハム・ソーセージ、漬物、調味料等々、あらゆる食品加工用・調理にお勧めできます。
砂漠に結晶した岩塩が、ヒマラヤからの伏流水で溶かしだされ、湖に再結晶したものをそのまま採取したものと、飽和食塩水で洗ったもの。メッシュの大きさは通常の市販のものより大きく、岩塩そのものの風味と粒々の質量感をもつ粗塩タイプです。
いい塩には甘味があります。その主役はカルシウムです。一方でえぐみ(苦味)をだすのがマグネシウムつまりニガリです。通常の天日塩などにはマグネシウムが多いのですが、天外天塩にはこれが極めて少なく、逆においしさを感じさせるカルシウムが多く、ほのかな甘味とともに、雑味のないすっきりした味が特徴です。
最近注目されているのがスープに対する需要です。とくに近年増えている和風の昆布・椎茸やカツオを使うスープの場合はこれらのうまみ成分(イノシン酸)が、ニガリ成分と結合しダシのうまみが出てこなくなるのです。ここにニガリ成分の少ない天外天塩の人気の秘密があるのです。
天外天塩は素材に対する浸透性で高い評価を得ています。たとえばサケの切身に使用して、今までは表面にしか塩味が乗らなかったのが、天外天塩に代えてからは中身までしっかり味付けができ、シシャモ加工でもおなじでした。卵の部分までしっかり浸透することは今までになかったと評価いただいたお客様もいます。
またカツオのたたきにする際のふり塩に使ってバーナーで焼いたところ、今までになくムラなくきれいに焼けたとのことで、浸透性の良さをさまざまなお客様が実感していらっしやいます。
通常の塩の場合、かなりの水分を含んでおり食材に混合する時にべた付いて混ざりにくいことがありますが、天外天塩は乾燥してほとんど水分がないため他の食材と混ざりやすいという利点があります。