ここ数年、様々なサプリを取り寄せてはテストするものの、期待を上回る物とは中々巡り合うことができませんでした。多くの漢方薬、人気サプリメントなどの原材料から残留農薬が検出されたり、オーガニックで有名なアメリカ製サプリの遺伝子組み換え種の混入が明らかになるなど、業界内にも暗雲の兆しが見え隠れしています。健康に役立つ特効成分が見つかっても、効果が強いほどフレアー(揺れ戻し)がつらく、主作用・副作用が限りなく薬品に近くなり過ぎてしまいがちです。結局、量的依存に陥りるリスクも高まり薬害となんら変わりはありません。
もっと、自然でピュアーな植物、偏りがなく、満遍なく栄養素を含むもの。単なる食材の枠を飛び越え、有り余る生命力を供給してくれる秀逸な原材料は存在しないのだろうか?副作用がなく、作用が穏やかで、かつ効き目は敏速に作用するものを探し求め、いつのまにかその数は千種類を超えていました。
そして、ついに、捜し求める素材が見つかったのです。それは、もうすでに海外で話題になり、多くのプロアスリート達にも愛用者が急増中のアサイーベリーという名のアマゾンのフルーツでした。早速、様々なタイプの手に入るすべてのアサイーをテストしてみました。
アサイー製品の中で最も人気のあるのがドロッとしたパルプ(ピュレ)タイプのものです。これを果物やヨーグルト、シリアルなどに混ぜて楽しむのは良いのですが、およそ85%が水分ですので、栄養的な価値は殆ど期待できません。その他に、粉末や液体ジュースも人気がありますが、アサイー自体には甘味は殆ど無く、味もたんぱくですので、加糖したものや、他の甘い果物を混ぜたものが主流です。どの程度のアサイーの実が入っているかは商品によりますが、有名な海外製品でもペットボトル1本あたり果実10数個〜20個ほどです。安価な添加物を加えたもの、原料が高温処理されたものが殆どで、ジュースタイプの栄養素の大部分は破壊されていると推測されます。
アサイーには自生物と人工栽培物がありますが、やはり自生物の方が栄養的価値ははるかに高いようです。海外から輸入されるアサイージュースは人工栽培された原料を使用したものが多く、今後コンビニなどで次々に展開されるようですが、あくまでも嗜好品として楽しむのが無難かと思います。結局、調査を重ねて分かったのは、サプリとしてのアサイーの効果を期待できるのはフリーズドライと、パルプ(ピュレ)の水分を抜いた濃縮エキスの2種類だけだということでした。※何倍濃縮アサイーエキスなどの表示があるパルプ(ピュレ)タイプ は殆ど水分です。自生のアサイーを産出する現地にオフィスを構え、栽培⇒収穫⇒加工⇒日本への正規輸入まで自社で一貫でき、さらにエコサートなどの有機認定を受けている企業はそう多くありません。当社からの疑問に対して、嘘偽りの無い明確な満足できる回答を示せた企業は結局、1社しか残りませんでした。
初めに、問題になるのは加工法でした。安全性をクリアーし、さらに、栄養素が減少・劣化しにくいこと。サプリメントとして毎日一定量を摂取しやすいこと。これらの問題をクリアするにはフリーズドライ製品がやはり一番です。しかし、フリーズドライ加工でも高温・高圧を加えたり、デキストリンなどの添加物を加えるスプレードライ加工は禁物です。さらに、フリーズドライしただけでは、空気に触れて劣化してしまいます。やはり密閉性が高く、体に安全な植物性プルランカプセルがベストです。ゼラチンはもちろん論外です。
そして、以下の内容を満たすことも不可欠となります。
栽培地に土壌汚染・環境汚染のないこと。土壌が肥沃で良質の水が豊富なこと。完全無農薬、化学物質による汚染の無いこと。原料に高温・高圧をかけないこと。トレーサビリティ(食品の安全性確保のため、収穫・加工・製造・流通などの過程・仕組み)の明示。最後に、製造会社の経営者の人格プラス企業理念に共感できることも大切です。私たちが情報の開示を求めたり、安全性に対する要望をいくら訴えても、気にもとめない、最悪なのは意味が理解できない、そんなサプリ販売会社は意外に多いものです。この人たちはいったい何のために、健康に携わる仕事を選んだのだろうか?苛立ちを覚えたことも度々でした。これらすべての条件を満たすアサイーベリーは1つしかありませんでした。それがフリーズドライパウダーアサイー100でした。
その後、いつものように家族、社員、古くからのお客様にテストに協力していただいたところ、全員が「これは凄い!」「体が楽!」など賞賛の嵐。、それも、わずか2〜3日の出来事です。そして、最後に社長のオーリングテストです。オール100の満点!!単品の果物では初めての快挙です!最近では、ユットクが最高でしたが、ユットクは複合サプリで、アサイーは単なる1つの果物です。これがいかに凄いことかご理解いただければうれしく思います。私は商品を選ぶ際、いくら、理詰めで納得できても、最終のオーリングテストでNOと反応すれば販売してきませんでした。売れるのが分かっていてもです。しかし、結果的に、数年ほど経過するとテストでNOと出た理由が、後から明らかになることが多いものです。